9/20/2006

騙し騙され騙す

ちょっと前の事件クリップ。卑劣極まりない。

卑劣「振り込め」詐欺、被害額最高の1億5500万(読売新聞)

一方で、記事内容からもう一つの不思議が見えた。

「騙された」とされる男性ははたしてどのように説得してお金を借りたのか。その説得の際、ありのままの事実を述べて信用を得たのか。もしかしたらそこに嘘はなかったのか。

もし嘘が混じっていたら、この詐欺事件が衆知のものとして発覚した時点で気が付いただろう。騙されたこの男性に金を貸した者は「騙された」、そしてこの男性当人は「騙していた」のかもしれないと。被害者である意識に征服されていたので気が付かなかったということだ。

詐欺犯はどうだろう。別の記事によると「約1億3000万円で宝くじを購入し、競馬にも1億円弱を注ぎ込んだ」らしい。こんな悪い奴が合法賭博しかやらないとは思えない。つまり容疑者自身の損失もかなり累積していると推測。容疑者が主張する「1度だまされた人は・・・必ずまただまされる」。そのとおりで博打は止められないものだ。容疑者自身がカモかもね。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

うちにも何度か電話ありました、『振り込め詐欺』。

昔に比べると手口も巧妙化してるみたいですが、
それでもそんな金額の場合おかしいと思わないんですかね。

いわゆるパニック状態になるので正常な判断が出来ないみたいですが、
僕の場合は金額聞いたとたんにシラフになると思います。

mickey さんのコメント...

オイチさん、
コメント有難う。
家にはそのような電話はありません。きっとオイチさんは売買されている高所得者リストに載っているんでしょう。
それはある意味「選ばれし者」なのかもね。